さて、ポイントに到着していよいよ釣り開始です。
でも、その前に渓流釣りには釣りのルール、マナーが存在します。
もちろん、大前提として各漁協の定めたルール(禁漁区、キープサイズ、キープできる数、C&R区間等)もありますし、さらには釣り人同士で守って行く暗黙のルールみたいなものがあるんです
まずは、これらの基本的ルールを確認してから釣りを始めるようにしましょう!

釣りのルール
漁協のルール(遊漁規則)
先ずは大前提の遊漁規則、もうこれは絶対的です
遊漁券を購入すると大抵は注意事項などが細かく記載されていますし、別紙で放流ポイント、禁漁区等がしるされたMAPをくれる漁協等もあります
また、遊漁券を買ったから何をしてもいいものではなく、釣り方の制限(ルアー、エサ釣り、フライ・テンカラ等)があったり、C&R(キャッチ&リリース)区間が設定されていたり、釣れた魚の持ち帰りの制限等も漁協によってはあります
釣り人同士のルール
先に記載した釣り上がりのルールに加えて、先行者優先についてです
これも、何度か書いてるかとは思いますが先行者の入渓点は極力確認しておいて下さい
先行者が何時頃入渓してどこまで釣り上がるのかは分かりませんが、先行者が釣り上がる直上ポイントには絶対に入渓しないようにして下さい
ましてや、下流から釣り上がって来て無断で上流の釣り人を追い越すなんて事は厳禁です!
もうこの入渓点問題が、渓流釣りの一番のトラブルの原因です
自分が入渓して釣り上がって行く時の事を想像してみて下さい
朝一、お目当ての入渓点を抑えて最初のポイントで今日の第一投目
直ぐに魚が釣れて、よし次のポイントと思って目線を上流に向けると釣り人の姿が・・
もうこれ、確実にイラっとして怒りたくなりますよね!
これは極端な例ですが、この距離感というのが難しくて明確に〇〇m空けるみたいなのは無いんですよ
なのでこの人はOKだけど、この人はダメみたいなのが普通に起こります
とにかくこの問題難しいんです、釣り場の混雑度も関係するし・・・
私個人の意見ですが、自分が釣りに行った際に先行者の入渓点があれば、体感ですが最低でも500m位は距離を空けて上に入ってる感じがします
もちろん、この距離感を近すぎと思う方も居れば、遠すぎると思う方も居ると思うしそれが当然だと思います
突き詰めて考えると、自分がそれをされたときに納得出来ない距離には入らない事だと思うし、それしか基準がないんじゃないかと思います
自分がされて嫌な事は他人にもするなって事
結局この入渓点問題はそこに尽きるのではと思っています
あと、釣り場によってはC&R(キャッチ&リリース)区間が設定されている区間もあります
特区として特別ルールが設定されている事もありますので漁協のルールに従って釣りを楽しんで下さい
さらに河川によっては一部区間に禁漁エリアが設けられている事も多々あります
大抵の場合、目立つ看板等が付近にありますし、遊漁券にも記載がされている事が多いですので確認の上、釣りを行って下さい
※車で移動して入渓する際の注意点
極力、下流から上流へ向かって車を走らせながら入渓点を探して下さい
上流から下流へ向かいながらポイントを探して入渓すると、下流に入渓した先行者のすぐ上に入ってしまう恐れがありますのでご注意下さい
基本的な釣り方
基本は釣り上がり
さて、川に下りてきたら道具をセッティングして上流に向けて釣り進んでいきましょう
ここで疑問!
下流に向けて歩いたらダメなの?という声もありそうですが、ダメではないんですが一般的にはマナー違反の類になるかと思います
渓流の魚がエサを取る時って大体上流を意識してますよね(まあ、経験上全て上流向いてる訳ではないんですが)
上流側から流れてくる川虫、昆虫類などを下流のポイントで待ち構えていて、流れてきたものを「パクッ!」というのが一般的な捕食スタイルですし、釣り人側もそう思ってる部分が大きいと思います
なので、魚の頭が向いているであろう上流部からアプローチするのは魚に気付かれて釣れなくなるというのが通説になっています
必然的に釣り人は入渓点から上流へ向けて進んでいく事になるんです
このような暗黙のルールの中で下流へ逆走?するのは上りのエスカレーターを上から下に向かって進んで行くのと同じ!?
これ、大迷惑ですよね!
なので、世間のルールに従って上に上がって行きましょうね!という事になるんだと解釈しています
ただ、入渓点の特性上、少しの距離釣り下ったりする時はあると思いますが、基本は釣り上がって行くのがマナーであると思って下さい
※もちろん、絶対に誰も釣り上がって来ないという場所があるのであれば、そこはご自由に!
ポイントに立ったら
まず、ポイントに立ったら流れ、水深、水中の岩の入り方などを見て魚がここでエサを食うだろうという予測ポイントを立てます
よく、ポイントに入ったらもう闇雲に仕掛けを入れていく人もいますが、しっかりと自分で予測を立てる事でポイントを見る目も養われて行きますし、なによりヒットパターンがハマった時の満足度が格段に違います
次に目星をつけた予測ポイントの少し上流側に仕掛けを落とし狙ったポイントに流し込んで行くイメージです
あと、仕掛けの特性上エサ釣りは原則として上流から下流へ流して行くのみのアプローチになりますがルアーは割と自由なアプローチが可能です
ルアーも基本はアップからアップクロスの釣りが中心になりますが、下流から引っ張り上げて来るパターンでヒットする事もあります
繰り返しになりますが、基本は予測ポイントに上流から流し込むのが一般的なアプローチ方法です
一か所に留りすぎない
渓流釣りは基本、ランガンスタイルの釣りです
ポイントの規模、時期にもよりますが1ヶ所4~5投程でほぼ勝負は決まります
活性の高いヤル気のある魚が居れば1~2投で大体ヒットするかチェイスしてくる姿が見えます
あまりに大雑把なのもいけませんが、一つのポイントに何十投もして数十分も居座っていては釣れません
キャストする位置、自分の立ち位置、水深、アップ、アップクロス、クロス、ダウンクロス、ダウンとコースを変えたり、エサ釣りの際はエサを変える、ガン玉チェンジ、投餌ポイントの変更等、出来うる限りのアプローチをしてチェイスも無ければ直ぐに一つ上のポイントを目指しましょう
同じ動作を何回も繰り返した所で、ヒットする確率はそこまで上がりません
それよりは、フレッシュな個体を探してテンポ良く釣り上がっていく方が釣果に結びつくと思います
※堰堤下、大渕、滝壺などの大場所はある程度時間を掛けて探ってもOK
意外と散々投げ倒したあとにいいサイズが出て来る事もあります
まとめ
今回は実際の釣り場でのマナー・ルール、釣り方について解説してきました
渓流で釣りをする以上、漁協の定めたルールは絶対に守らなければなりません
また、釣り人同士のルールもしっかりと理解した上で渓流釣りにエントリーしましょう
そして、渓流釣りはとにかく足で稼ぐ釣りです
一か所に長時間留まる事無く、テンポ良く上流を目指してランガンしていくのが釣果を伸ばすポイントです
日頃、運動不足の人にもきっといい運動になるのではと思います
それでは次回は、実際のヒットポイントを画像を交えながらご紹介して来たいと思います
ここまでご覧頂き、ありがとうございました。


