ブログをご覧の釣り師の皆様! 寒い冬は釣りに行く機会もちょっと少なくなって来ませんか?
いざ、フィールドに立ってしまえば釣り師の血が騒ぎ、寒さなんて意外と感じないものですが、やはり暖かい部屋から出る決心をするのが中々苦労するところでもあります。
釣りという趣味は、もちろん実際に釣り場に行って楽しむものではありますが、実は自宅で釣りの動画を見たり、次の釣りの準備をしたり、はたまた、釣りを終えて部屋で道具のメンテをしてる時間なんていうのも意外と楽しかったりしますよね!
自分だけの釣り部屋に籠って、暖かいコーヒー、またはお酒でも飲みながらゆっくりお気に入りの釣具と戯れる・・・


これも、釣りのもう一つの楽しみだと思うんです。
そんな、自分だけの快適空間を作るべく、賃貸の一室を「板張りの釣り部屋」化するプロジェクトを始動しました。
もちろん、賃貸物件ですので壁に穴をあける訳には行きませんのでマル秘アイテムの「スタンドバー」を利用して壁面を板張りにしていく計画を立てました。
DIYなので雑な部分もあるかと思いますが、失敗も楽しみながらこれからの寒いシーズンを利用してゆっくり進めて行きたいと思います。
(もん釣り日記)
賃貸住宅という制限


賃貸物件での退去時の必須条件が原状回復
この条件があるため、むやみやたらに部屋を改造しまくる訳にはいきません。
壁に大きな穴を空けたり、ネジを打ち込んだり、壁に色を塗ったり・・・
基本、大きく手を加える事はほぼ不可能。



ここの壁に棚があったらいいんだけどな~
・・・とか



壁の色を変えて、部屋の雰囲気を変えてみたいんだけど・・
等々、色んな構想はあるんだけど賃貸だし・・って諦めてる方も多いのでないでしょうか。
でも、色々探してみると・・・



賃貸住宅の室内を傷を付けずにDIYでいろいろカスタム出来るアイテムが結構販売されてるんです
部屋に柱を設置できる商品、すのこを使って壁面をアレンジ出来る商品などなど・・
これは、使えるかも!
柱を立てればDIYで色々出来る
壁を全面板張りにしたり、棚を設置したり、テレビを壁掛けにしたり等など、自由に出来る柱があれば、結構色んな事が可能になってきます



壁面にロッドを飾ったり、リールを飾る棚を作ったり



ルアーをディスプレイしたりしてもいいよね!



でも、どうやって賃貸住宅の部屋に柱を設置するの?
もちろん、壁に直接太いネジや釘を打ち込む事は出来ませんよね。
そこで真っ先に思う浮かぶのが天井と床で突っ張る方式
これは、もう一般的によく知られており各メーカーから色んな商品が発売されています。
しかし、和室の場合は構造上突っ張り出来ない状況等もあり・・・で色々探していると
「スタンドバー」なるアイテムを発見!
- 極細ピンをクロス状に差し込めるパーツを使用して柱を直接壁に固定
- 細いピンの形状からは想像できない耐荷重性
- 極細ピンの効果で退去時にはほぼ元通りに戻すことが可能



これ!なんかとっても良さそう!



という事で、今回は「スタンドバー」を使って和室の壁面に柱を設置してみたいと思います。
柱を設置するために必要なもの
柱に使用する木材


1×4(ワンバイフォー)、2×4(ツーバイフォー)とは
DIYをされる方でしたら良く耳にする事もある2×4(ツーバイフォー)材、1×4(ワンバイフォー)材ですが、これらは断面の縦、横のサイズの寸法を表しています。
ツーバイフォーであれば2インチ×4インチ、ワンバイフォーであれば1インチ×4インチという事になりますが、これらは乾燥、プレーニング工程前の元のサイズであり、「呼び寸」とも言われています。
実際は製材後、乾燥工程を経て、表面のプレーニング処理を済ませたものが市場に出回っており、実寸は呼び寸より小さくなっています。
SPF材とは
DIYでよく使うのが2×4、1×4等のSPF材と呼ばれる木材ですがSPFって何?ってなりますよね!
SPF材とはスプルース(トウヒ)、パイン(松)、ファー(モミ)の3つの樹種の頭文字を取ってSPF材と呼ばれています。
とにかく、加工しやすく初心者のDIYにはもってこいの材料なんです。
木質が柔らかく、切断、研磨、穴あけ等のDIY基本作業も比較的簡単に出来ますし、ステイン系の塗料、ワックス等で塗装してあげれば木材の保護もでき、木目も綺麗に浮かび上がります。
また、塗装を施す事によって、水に弱い点もある程度カバー出来る点もメリット。
主に全長1800mm、2400mm等で販売されていますので、部屋の天井高、設置する場所などに合わせて選んでみて下さい。
コスト面でもかなりパフォーマンスが良くDIYで使うメインの材料と言ってもいいと思います。
スタンドバー


天井面と床面で突っ張って柱を設置したい方は「ラブリコ」、「ディアウォール」等が一般的によく知られていておすすめですが、今回はアイワ金属の「スタンドバー」を使ってみました



取り付け可能なのが石膏ボード壁、木壁になりますのでごく普通の部屋であれば大体取り付け可能だと思います



石膏ボード壁には極細のクロスピンを使用して取り付けますので賃貸物件にも安心して使えます



気になる耐荷重も柱2本にスタンドバーをそれぞれ3セット(計6セット)使用した際は70㎏まで行けるそう・・
柱が1500mm以下の時は2セット以上、1900mm以下は3セット以上が最低必要数になっています
壁の一部分だけに柱を入れて棚を付けたり、天上の形状で突っ張り式の柱を入れる事が出来ない等の事情がある場合はこのスタンドバー方式が重宝します
のこぎり


購入先のホームセンター等でサイズを指定してカットもしてくれますが、
自分で切るという方は、のこぎり、電動丸ノコなどの道具が必要になります



SPF材は比較的加工しやすい木材なので手鋸でも簡単に切断できます



スタンドバーの設置構造上、断面の正確さはあまり必要ではありません(作りたいものによりますが・・)
ただ、切断面を直角に正確に切るというのはDIYの基本になりますので、今後DIYの活動を広げていくのであれば電動丸ノコ、丸ノコ用定規等があると作業の正確性、スピードもUPしておすすめです





ただ、電動工具だけあってそこそこの音は発生します



作業する時間帯にもよりますが、まあまあの音量は発生しますので、騒音が気になる方はホームセンター等でのカット、もしくは手鋸をお勧めします
私がいつも使っている電動丸ノコはこちら 初心者におすすめの一台です
間柱を探知するための道具
突っ張り方式で柱を立てるのであれば必要ありませんが、「スタンドバー」を使用する際は壁に細いピンを打ち込んで柱を固定するので、壁面ボードの裏にある間柱の位置を避けて設置しなければなりません



この間柱を探知するための道具もホームセンター等で各種販売されています
物理的に細い針を壁に差し込んで検知するタイプや、センサー方式で検知するタイプが一般的です



針を差し込むタイプは安価ですが結構何か所もブスブスやってると、小さいとは言え壁に穴は空いていきます
おすすめは、センサー式、今回はこちらの商品を使用しました。
その他の必要な道具
DIYをされる方であれば当然持っているとは思いますが、ドライバー(出来れば電動がおすすめ)、定規(出来れば指金などの直角が図れるもの)、メジャー、鉛筆等、最低限の道具は事前にご準備下さい。
実際に柱を立てて行く作業(スタンドバーを使用)
ここからは、実際に使用した道具を軽くご紹介しながら柱を設置していくまでの過程を紹介していきます
今回は「スタンドバー6」を使用して行きます
「6」は6セット入りの「6」
4セット入りの「スタンドバー4」や、細い柱でも設置できるスリムタイプのスタンドバーもラインナップされています


柱となる木材をカットする
先ずは柱となる木材をカットしていきます
上述しましたが、材料は2×4材、1×4材等が使いやすくておすすめです



今回は1×4材を使用しました
カットサイズはお好みですが、長さによって使用するスタンドバーのパーツの数が変わってきますので、設置したい壁面の状況、作りたい棚の数や、耐荷重等を考慮しながら決めてみて下さい
昔ながらの和室は天井との境目に下の画像にある「廻縁」と呼ばれる木材が張られている事が多く、今回はこの廻縁の下端を起点に寸法を採って行きました



あと、後述しますが床から天井まで通しで柱を設置するには「少しの隙間」が重要でした





廻縁下端よりマイナス35mmで1×4材を切断



実は最初、床面から廻縁ギリギリ(マイナス0のジャストサイズ)で採寸したんですが、スタンドバーを設置する際に少しだけ上の方にクリアランスが必要な事に最後の最後で気付き最初からやり直しました・・



壁面に取り付ける柱受けのパーツに柱に取り付けたパーツを差し込んで少し下に引っ張るので、その分のクリアランスを確保する必要があるみたいです



この部分が今回のDIYでの一番の失敗でした・・



次は壁面に柱を設置していく場所を決めて行きます
壁面ボード裏の間柱の位置を確認
スタンドバーは極細ピンを使用して壁面に直接柱などを固定出来るアイテムです
壁面ボードに専用のピンを貫通させて差し込んで行くので、ボードの裏に隠れた間柱の位置を把握し、それを避けて柱の位置決めをする必要があります



今回はシンワの下地センサーHome+を使用してみました。



壁を傷付けずに間柱を探知できるのに加えて壁裏の電線も探知して警告してくれる機能も付いており、安心して壁面ボードにピンを打ち込めます



DIYで感電なんて絶対いやだ!





使い方も簡単!
本体のボタンを押しながら向かって左側より右に向けて壁面をスライドしていきます
間柱を探知した所でセンサーの矢印部分が発光すると共に壁面にも矢印マークを照射、
さらに音でも知らせてくれます



次は、反対側から!


同様に右側から左側に向けてスライドしていきます
画像の緑のマーキングテープの内内の範囲に間柱が立てられている事が分かりました
探知は一か所ではなく、垂直方向に少しずらした場所で何か所か行うとより正確に割り出せます
スタンドバー6を取り付けて行く作業
それではここから実際にスタンドバーを使って柱設置を行っていきます



「スタンドバー6」の中身はこんな感じになっています


今回は床から天井付近まで2300mm程の1×4材を使用するので1本の柱に対してパーツを3個取り付けていきます
メーカー基準を見る限りはもう1個プラスして4個付けた方が良さそうでしたが、今回の釣り部屋の改装設計上3個で行けそうでしたので、3箇所の設置で進めてみました


先ずは片方のT型のパーツを柱となる1×4材に取り付けて行きます
画面向かって右側が床面方向になります



両方のパーツを組み合わせる時は、ある程度の遊びがありますが、極力水平だけは意識してとりながらネジを打ち込んでいきます



直角の墨付けには、シンワの「完全スコヤ」 が使いやすくておすすめ!
DIYには絶対必要なアイテムです



次はもう片方のパーツを準備していきます





まずはこの二つのパーツを合体させます





こんな感じになります



次は先程1×4材に固定したT型パーツの下の方から上に向けてもう一つのパーツを差し込んでいきます





ぐっと押し込んで止まる位置でOK!



完全には重ならず、少しずれて止まります







次は、柱を設置する壁面に先程パーツを取り付けた柱を押し付けて、スタンドバーを壁に設置するためのマーキングを行います
柱に予定していた数のスタンドバーを全て取り付けたらいよいよ設置準備!
柱を立てる場所を正確に決めたら水平ラインを正確にとり、壁面に柱を押し付けていきます
上述の飛び出た突起部分を壁面に押し当てて目印を付けていく作業です



ある程度柱を押し付けたら、一旦柱を元に戻してから壁面をチェックしてみよう





小さな穴が壁に空いてると思います



なんでこんな回りくどい事をやっているの?



それはもう!賃貸物件だからこそ
普通に考えたら、壁に分かり易くマーキングして、はいっ終わりって事になるんですが・・・
それだと壁にマーキングのあとがくっきり残っちゃいますよね
あの小さな突起はこのためだったのか



さりげなく、しかも正確にマーキング出来る神システム
先程の画像もマーキングポイントを分かり易くするために、出来た小穴に鉛筆を入れてちょっとだけグリグリしてますので、本当はもうちょっと分かりにくい感じになります
実際に自分でもマーキングポイントどこだっけ?
ってなる位のさりげない印をつける事が出来ますし、退去時は修復も可能なレベルの凹みです。





さあ、ここまで来たらあともう少し



あとは設置用の極細ピンを専用器具で押し込んで行くだけ



まずは柱と柱を受けるパーツを分離して先程のマーキング箇所に合わせていきます


先程壁面につけたマーク箇所に柱受けのパーツの下側の穴を合わせてピンを押し込んで行きます
このピンも本当に細くて、一般家庭にある画鋲の穴よりも全然小さくほとんど目立ちません





でも、なんか頼りなくも見える極細ピンですが・・



3人集まればなんとやら・・





水平はきちんと図りながらパーツを設置していきます





さあ、これで完成!
あとは柱のパーツと壁面のパーツの位置を合わせてから下に引っ張り下ろして固定終了
柱立て 完成


こんな感じで石膏ボードの壁面に柱を設置する事が出来ました
カットした柱1本につき所要時間は大体30分位だったかな・・・?
後半は慣れて来てもうちょっと早くなった感じがしました
まとめ・感想
さて、今回は初めてスタンドバーを使用してみましたが、突っ張り式と比べてみて気付いた点を挙げてみたいと思います



ちょっと細かくなるけど、気になる方はチェック!



商品の価格差はあまり無く、施工場所によって選択すればOK
価格の差は色々調べてみましたが、そこまで大きな差は感じられませんでした
天井と床で突っ張れない場所は必然的にスタンドバーの出番です
ただ、スタンドバーは設置する際のパーツの量も多く、取りつけ時の作業量は増えるため、時間もその分多く掛かります 早さを求めるのであれば突っ張り式がおすすめです



壁面を部分的に使えるのがスタンドバーの最大の利点
天井・床面で突っ張る場所が無くてもどこでも好きな場所に土台となる柱を設置可能(もちろん横向きでもOK)



床や天井を傷つける心配がほぼ無い
突っ張り式って意外と設置時にネジを締めすぎて天井や床を傷めたりする事もたまにあります
その点スタンドバーは上下に圧力が掛からないので安心です
壁面のピンホールも市販の修復アイテムでほぼ元通りになります



突っ張り式のように緩みが発生する心配が少ない
突っ張り式って時間が経ったりとか、大きな地震の後とかたまに緩んでたりしませんか?
まあ、定期的にチェックすればいい事なんですが・・
その点も壁に直付けのスタンドバーであれば心配ないのではと・・・(ここは、今後検証が必要)



壁面との間に少しだけ隙間ができる
突っ張り式は壁面にぴったりと寄せて柱を設置できますが、スタンドバーは構造上、パーツの分だけ壁面との間に隙間が発生します
作りたいものによっては少し影響があるかも知れません



大体こんな感じかな
以上、ざっくり突っ張り式との違いなどについて記載してみました
設置に多少時間は掛かりますが、使ってみた感想は◎



試しに設置した柱2本に全体重を掛けてみましたが、びくともせず、ぐらつきもありませんでした!
さて!それでは、次回より柱に板を打ち付けて板張りの壁面を作成していきたいと思います
ここまで、御覧頂きましてありがとうございました。













