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釣具業界でも人気が出始めたPERTEXは軽さ・通気性・撥水性が特徴 GORE-TEXとの違い、釣りとの相性について

最近、釣具業界でも目に耳にする事が多くなってきたPERTEXという単語。

GORE-TEXなら知ってるよ。」という釣り人は結構多いのではと思います。

そういう私もここ最近でこのPERTEXというものに触れ始め、色々と調べたり聞いたりしているうちにこれは釣り用ウェアにかなり向いてる素材なのではと感じるようになって来ました。

よく言われるGORE-TEXとの比較ですが、PERTEXは、ざっくりと言い表すならば、「軽くて柔らかく、撥水性のある生地で通気性が抜群にいい」といった点になります。

もちろん、両社共に各モデルのラインナップもありますし単純に比較できない部分もありますが、軽い」「しなやか」「通気性」「撥水性」といったキーワードがPERTEXの特徴に挙げられます。

釣りとの相性も抜群のこのPERTEX。
ぜひ、皆様のフィッシングライフに採り入れてみてはいかがでしょうか。

目次

PERTEX(パーテックス)について

まず、PERTEXについてですが、上述のGORE-TEXとは全く関係がありません。

PERTEXは1970年代、登山家のハミッシュ・ハミルトンが当時のパラシュート用生地の製造技術に着目をしてから後、様々な試行錯誤を経て1979年にPERTEXとして誕生したイギリスの企業です。

そして、GORE-TEXですが、こちらは1976年にロバート・ゴア氏によりアメリカで誕生した企業です。

釣具業界ではGORE-TEXが知名度も高く、中級者、上級者から長らく支持を得てきました。

ただ、PERTEXも歴史は古く、アウトドアメーカーでは以前から採用されてきた経緯もあります。

実際に、ノースフェイス、パタゴニア、マムート等、名だたる有名アウトドアブランドの製品に採用されている事も多く、GORE-TEXと並ぶ高機能素材として確固たる地位を築いています。

PERTEXの代表的なラインナップ


PERTEX QUANTUM   
QUANTUM=量子 体温維持を重点においた非常に寒い条件の中での対応力を持った素材。

PERTEXシリーズの中でも最軽量とされており主にダウンジャケット、シュラフなどに採用されています。

軽さ、防風性、そして収納時のコンパクトさがこの生地の特徴です。



PERTEX QUANTUM AIR  
エアの表記が示す通り、クォンタムシリーズの機能を維持しながらさらに通気性をアップしたモデル。

行動量が多い方はこちらのモデルがおすすめです。



PERTEX SHIELD 
一般的に釣りで言うところのレインウェアはこれにあたります。

アウトドアブランドではハードシェルとも呼ばれています。

このモデルはGORE-TEXと同じで生地の下に防水透湿フィルムを張る事によって外部からの風、水の侵入を防ぎつつ、内部の水蒸気を外に逃がす仕組みになっています。



PERTEX EQUILIBRIUM 
イクイリブリウム=均衡 
その名の通り、幅広い気象条件に対応できる通気性の高い軽量ウインドシェル。 

ダブルウィーブ構造が特徴になっており外層と内層で生地の密度を変えて織る事により快適な着心地を実現しています。

GORE-TEXとの比較

さて、ここからは私なりのPERTEXとGORE-TEXの比較についてです。

まず、ざっくりとした感想。

実際に製品を触ってみた感じですが、PERTEXはとにかく生地が軽い、しなやかといったイメージ、反対にGORE-TEXは少しゴワゴワする感じがします。

これも上述した通り両社共に各ラインナップがありますので一概には言えませんが、色々なモデルを触ってみて感じた私の総評がこのイメージに落ち着いています。

次に、よく比較されている耐水圧についてです。

まず、GORE-TEXですが、正式には公表されていないようですが、30,000~40,000mm以上という非常に高い耐水性能を持っているようです。(もちろん、モデルによって差はあると思います)

そしてPERTEXですが、こちらはSHIELDモデルで大体10,000~20,000mm程の数値性能らしいです。

数値だけでみると約2倍以上の性能差があり、これがやはりGORE-TEXが長らく支持されてきた一因なのかとも思います。



また、通気性の面においてもそれぞれ特徴があり、GORE-TEXがほぼ完全に外部からの風をシャットアウトするのに対して、PERTEXは外部からも内部からも空気の動きが僅かにあり、この事がPERTEXの通気性の良さとも関連しているのだと思います。

さらに生地と生地の間に位置する防水メンブレンもそれぞれ違いがあり、これもGORE-TEXとPERTEXの着心地感の差となって表れてきます。


さて、このような感じで両社ともにそれぞれ特徴のある素材を使用していますが、やはりフィッシングウェアも適材適所、使うシーンによって最適な選択をしていく必要があります。

釣りをする中で、ウェアに何を求めるのかはアングラー次第。

動きやすさを重視するアングラーもいれば、耐水性、耐風性を重要視するアングラーもいるでしょう。

それぞれの求める要素、季節、状況等を考慮してウェアを選択していく必要があります。

そして、これも私の主観になりますが、防水性に重点を置くのであればGORE-TEX、逆に動きやすさ、通気性などを重視していくのであればPERTEXが向いていると感じました。

PERTEXは釣りで使えるのか

ではいよいよ本題です。
実際にPERTEXと釣りとの相性について考えていきたいと思います。

いきなりですが、私は山に登ったりする事は無く、あくまで見聞きした事での話にはなりますが、冬の時期の登山など極限の状況で一切の妥協も許されないシーン等であればやはりGORE-TEXになるのではと思いますし、一般的にも、そういったイメージをお持ちの方が多いのではと感じています。

では、釣りをする上での極限状態って何だろう~って考えてみましたが・・・

そもそも、そこまで過酷な状況で釣りを続ける事ってあまりないのではという単純な答えに辿り着きました。

天候が悪化した際、岸からの釣りであれば大体の場合は中断してすぐに撤収出来ますし、船釣りでもキャビンに避難すれば何とかなります。

一部、波しぶきを被りながら磯をランガンしていくヒラスズキゲーム、ロックショアゲーム、また瀬渡し船を利用した沖磯、沖堤防など撤収に時間が掛かるような場合もありますが、ほとんどの釣りは止めようと思えばすぐに止めれるものが多いですよね。

そんな特別な状況を除いた一般的なフィッシングシーンであればPERTEXという選択は全然ありです!

小雨、水しぶき程度であればPERTEXの撥水性能で十分ですし、仮に本格的な雨が心配になったとしても、上述のPERTEX SHIELDモデルがあります。

PERTEX SHIELDモデルについて

GORE-TEXと基本構造はほぼ同じで表生地→防水膜→裏生地といった作りになり、レインウェアとしての機能は十分すぎる位にあります。
※SHIELDモデルはGORE-TEXと同様、生地間に防水膜を挟みますので多少ゴワつき感は出て来ます。

ただ、防水のカギを握るGORE-TEXメンブレンとPERTEXシールド膜の構造の違いなのか、実際に触ってみた感じは、やはりPERTEXの方がゴワゴワ感も少なく柔らかい感じがしました。

先の耐水圧の部分で20,000mm程とGORE-TEXの半分ほどの数値だったPERTEXですが実際の雨って強くても1,000mm~1,500mm程度らしいです。

分かり易く言えば、普通の状況で雨の中釣りをする程度であればPERTEXの性能があれば十分すぎるという事になります。

という事で釣りとPERTEXの相性について私の結論

あくまで、私の釣りジャンル、スタイルに当てはめての事になりますが

PERTEXは釣り用ウェアとして最高

という結論に落ち着きました。

●そこそこの雨予報だったら、そもそも釣りに行かない
●釣りの最中に降ってくる小雨程度には対応したい
●釣りの途中、本降りになったら即撤収
●GORE-TEXのゴワゴワ感が少し気になる
●キャストを繰り返す釣り、ランガンスタイルの釣り、動きの多い釣りが多い
●高い防水性よりも生地の軽さ、柔らかさ、通気性等を重視したい
●コンパクトに収納して持ち歩きたい・・等

上記の様な事が多く当てはまるとしたら、それは
PERTEXの出番かもしれませんね。

もちろん、土砂降りになろうが自分は釣りを続けるんだといった熱烈なフィッシャーマンには、やはりGORE-TEXが向いているのかなとも思いますが・・

まとめ

今回は釣り用ウェアに採用されているPERTEXについてGORE-TEXとの比較も交えながらご紹介してきました。

ここ数年でPERTEXを使用した釣り用ウェアも多くなって来て、今後もその動きは高まって行くのではと思います。

ただ、今までお世話になってきたGORE-TEXがダメという事ではなく、要は適材適所。

自分のフィッシングスタイルに合わせて選んでいけばいいというお話でした。

やっぱり、色々なスタイルの中から自分に合ったものを選べる方が絶対いいですよね。

今後、フィッシングウェアを選ぶ際にはGORE-TEXに加えて、PERTEXも選択肢に入れてみてはどうでしょうか?

皆様のフィッシングスタイルに合った快適なウェアが見つかるといいですね。


ここまでご覧頂き、ありがとうございました。

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