今回は私が渓流釣りで長い間連れ添ってきた愛着のあるアイテムをご紹介します。
私が渓流釣りを始めて数年後、渓流用のバッグを色々と探していた時期がありました。
条件としていた事は、まず天然素材を使用したバッグであること。
釣具に限った事ではありませんが、私は物を購入する際は気に入ったものを長く、メンテナンスしながら使う事を前提にして商品を選んでいます。
その中でも木や天然皮革、コットンなどの天然系素材は使い込むほどに味わい深い風合いに変化していくのが大好きで好んで選ぶ素材にもなっています。
最近は自分自身も年齢を重ねてきたせいか、「モノ」に対する見方が変わってきたのを感じます。
以前のようにちょっと壊れたり、気に入らなかったらすぐに次の物を買うのではなく、じっくりと吟味してから購入し、その後は定期的にメンテしながら使い倒しエイジングを愉しむ。
そんな風に移り変わってきた私のライフスタイルとピッタリ合ったのが今回ご紹介する、シルバーレイククラブ「9号帆布 ショルダーバッグ」なんです。
もう約10年程、このバッグと共に各地の渓流に行ってきました。
いま改めてよく見るとショルダーストラップの一部は擦り切れ、金具はいい感じに退色、皮ベルトの穴は広がって大きくなり、パラフィン加工された天然素材の帆布も少しだけ色が褪せたように感じます。
ただその変化を劣化ととるのか、いい味を出してきたととるのか?
今回は使い込めば使い込むほど深い味わいが出る渓流用バッグをご紹介します。
ぜひ、最後までご覧ください。
シルバーレイククラブの「モノづくり」の特徴


画像引用:IKETEI ONLINEHPより
まず、このトラディショナルなデザイン どうですか?
もちろん、伝統あるハーディーのテストバッグも色々とみてたんですが、なんかもうビビッ!と来たと言うか・・



一目みて、やられてしまいましたね
シルバーレイククラブのショルダーバッグを購入して十数年経ちますが、洗練されたデザインに今見ても惚れ惚れします。
そして、シルバーレイククラブと切っても切り離せない釣りとの関係性
もちろん、天然素材を使用して作り込まれた製品は見た目はもちろん、機能面、耐久性の面などもアウトドアでの使用を前提とした作りになっています。


そして、私が気に入ったのがこの「長く使えるものを作る」という企業姿勢。
最近は新商品を求めすぎる消費者にも責任があると思いますが、次から次と新商品を開発してすぐに改廃していく風潮は個人的にあまり好きではありません。


ずっと使い続けられる上質で良い「モノ」をメンテナンス、修理しながら長く使い続ける。
そんなスタイルの方が環境にも優しいのでは?と考えてしまいます。


使われている天然素材の特徴


それでは、ここからは「9号帆布 ショルダーバッグ」に使われている素材についてご紹介します。
まずはバッグのメイン素材に使われている「帆布」
琵琶湖の北西部にある滋賀県高島市で織られる9号帆布が使用されています。


帆布って聞きなれない言葉かもしれませんが、綿、麻などの天然素材を用いて織られた厚手の布で、昔は船の帆に使われていたからこの名前になったとか・・
そんな船の帆にも使われるほど丈夫な素材でもあり、シルバーレイククラブの商品もトラックの幌や屋外用テントに使われる業務用の帆布が使用されています。
そして、この9号という号数は帆布の厚みの表記になり、数字が大きくなると生地も薄く軽い素材になります。



号数は1号から11号まで設定されており、ちょうど海外のオンス表記とは反対になっている感じですね
実際に商品を触ると分かりますが、少々雑に使ったくらいでは擦り切れないような厚手の生地になっています。



9号とは言え、かなりざっくりとした生地感、厚みがあり個人的にはペラペラ過ぎず、ごわごわ過ぎずのちょうどいい感じだと思っています
さらに、シルバーレイククラブの9号帆布には漬け込みによるパラフィン加工がされており吹付け加工などに比べて生地の奥まで浸透することで、より高い撥水性を得ることができます。
パラフィン加工ってなに?思う方が多いと思いますがこれを説明するとブログが長くなりすぎるので今回は割愛しますが、簡単に言うと蝋を使った撥水加工のことで、さらにおおざっぱに言うとワックス加工みたいに思って頂ければ分かりやすいと思います。



この帆布ですが、使い込んで行くと本当にかっこよく馴染んでくるんですよね~
そして、長年使いこまれて蓄積した小さな汚れがさらに防水性を高めてくれるんだとか・・



先人の知恵 素晴らしすぎる


さて、次は革ですね。
これはもうエイジングを愉しむ筆頭候補と言ってもいいくらいの人気素材。
日本で育てられた牛の皮を丁寧にオイル処理してから鞄の素材に使われており、使い込む程に艶が生まれ経年変化した皮の表面は何とも言えない風合いを醸し出してくれます。
皮、銘木、鹿角・・・・
渓流する人、多分みんな大好きですよね
「9号帆布 ショルダーバッグ」を10年以上使ってきた感想


ここからは、「9号帆布 ショルダーバッグ」について、私がここまで10年以上使ってきた感想などを交えてご紹介していきます。
まず、9号帆布と言っても冒頭の画像のように、数種類のサイズ、デザインのラインナップがあります。



私が使用しているのは、下記の28㎝ B5サイズのバッグです


画像引用:IKETEI ONLINEHPより


B5サイズという事で少し小さめですが、ルアーワレット、予備の仕掛け・小物類、ペットボトル、カメラなどの最小限装備であれば丁度いい大きさです。
実際にルアーワレット、偏光グラスケース、スマートフォン、リーダースプール、日焼け止めなどを入れた際の様子です。


偏光グラスのケースがなければ一眼レフカメラも入ります。
(ほんのちょっとだけ窮屈になるけど・・)
サイドはこんな感じ


メーカーロゴの入ったタグが縫い付けられています。
側面に見えるループは別売りのサイドベルト(M:56cmベルト)を装着し小物パーツを取り付けるための工夫みたいですが私は使っていません。
そして、ショルダーベルトは取り外し可能な構造になっています。


これもメーカーの拘りが感じられる部分ですね。


バッグ底面はウレタン+ステッチ掛けで底面の衝撃を吸収、緩和してくれます。


そして、これはメーカーの意図するところかは分かりませんが、ここのショルダーベルトの金具部分にマグネットリリーサーが取り付け可能になっています。
※(私はTクラフト製のリリーサーを使ってますが他メーカーの物でもおそらく大丈夫そうです)


ここの金具部分にもさりげなくSLCのロゴが刻印されています。



アンティーク調の金具が渋いんです



そして、バッグのメイン収納部はこんな感じ


上の画像でもご紹介しましたが、渓流釣りの必要最低限なものはほぼ入ります。
一般的な500㎖のペットボトルも高さジャストで入ります。


そしてメイン収納部の内側にもさらにファスナーで収納スペースあり





作り込みの良さを思わせるタグがこんなところにも
さらに、フラップ下にも4つの収納スペースが配置されています。


私はここによく使うスナップ類のケース、ハサミ、温度計、予備ラインのスプールなどを入れて活用しています。





そしてバッグ裏面にも、大きな収納スペースがあるよ
こうして見てくると本当に小さな収納ボディにたくさんの収納スペースがあるんだな~と改めて実感させられました。
それでは最後に9号帆布ショルダー(28㎝ B5サイズ)を使ってみて感じた事をまとめて終わりにしたいと思います。
使ってみてよかった点
- 天然素材を使った風合いの良さでエイジングが愉しめる
- 修理する事を前提としたモノづくりとメーカーの姿勢に共感が持てる
- フル装備で入る必要のない軽い釣りであれば丁度いいサイズ感
- 小さなボディに対しての収納の多さ
反対に、私が購入して、ほんの少しばかり失敗したなと思うのはサイズ感でした。
これは状況による事でもあり上記3番目とも関係がある事なんですが、一眼レフカメラを入れて予備のレンズまで入れようとするとバッグはもうパンパン。
入らなくはないんですが、取り出しのたびに引っ掛かったりで結構イライラする事もありました。
しかも、私のDXサイズの一眼レフですらこの状態なのでフルサイズの一眼レフだとちょっと厳しいかもです・・・



一眼レフを常に持ち込むのでしたら、もうワンサイズ大きいものが良かったなと感じました



買う前にちゃんとサイズ確認しとこうね!
まあ、この点は私もいつも一眼レフを持っていくわけではありませんし、荷物が多くなる時は登山用リュックも活用して渓流に入るので、デメリットというか完全に私の事前確認不足ですね・・
まとめ
今回はシルバーレイククラブ
「9号帆布 ショルダーバッグ」についてご紹介してきました。
現在は様々なメーカーから釣り用のバッグが販売されていますが、ここまで洗練された美しさに加えて経年変化、エイジングを愉しめるバッグは、あまり見かけることはありません。
もちろん、釣りのスタイルは人それぞれであり、機能を最優先することも全然OK。
ただ、お気に入りの道具を使い込みながら道具と共にいい歳のとり方をしていく・・
使い込まれてきたショルダーバッグと共に渓流の景色を楽しみながらゆっくり魚たちと戯れる・・
そんなスタイルもあっていいと思います。
シルバーレイククラブ
「9号帆布ショルダーバッグ」
天然素材を使い込むのが好きな方は、きっと気に入ってくれるのではと思います。
ご購入をお考えの方はこちらから
ここまでご覧頂き、ありがとうございました。







