前回までの作業で壁面の大枠が完成しましたので、今回は釣り部屋の作業テーブルを少しアレンジして行きます
今まで使っていた机の天板に新たに板を張り付けて塗装をしていく作戦!
天板の材料はDIYでも人気の「カフェ板」を利用して天然木の温かみを活かした天板を作成してみたいと思います
それでは、作業風景を御覧下さい
ここまでの作業風景はこちらからご覧下さい


重厚な雰囲気と木目が美しい「カフェ板」

カフェ板とは国内最大の製材メーカーでもある「中国木材株式会社」さんが製造している国産杉を使った無垢の板材です。
2019年にはグッドデザイン賞も受賞していて一気に注目を集めました。
自然派店舗の内装材などで注目されているスギの無垢板。お好みの塗装で仕上げるだけで、木のあたたかさを感じる空間が出来上がります。天然素材ならではのエイジングと、簡単なDIYメンテナンスで永くご愛用いただけるよう無垢の乾燥材を30mmの厚さに仕上げ、耐久性やクッション性を確保しました。(メーカーHPより抜粋)
のん太国産杉って聞くと高級なイメージで、価格も高いのでは?



そこは、全然心配なし!



カフェ板はホームセンターで簡単に入手でき、価格も非常にリーズナブル! DIYの人気アイテムなんだ!
カフェ板と呼ばれるこの木材、両サイドに特徴的な凹凸があります。
フローリング材、壁材、家具天板等様々な用途に使用可能!
国産の杉材を使った無垢材で綺麗な木目に加えて厚さ30㎜の板材が醸し出す重厚感もあり、最近のDIYでもかなり人気の高まってきた商品です



この風格が滲み出るような30㎜という厚みが気に入ってます
大きいホームセンターでは、1×4、2×4材と並んで山積みされて販売されてる光景も見かけます
今回は2000㎜×200㎜×厚さ30㎜の一般的な規格の物を使用しました





くの字に加工された特徴的な接合部分
木工ボンドなどで容易に接着も出来ます



もちろん、天然素材なので一枚、一枚それぞれに良し悪しもあり、また節の入り方、木目の表情なども様々!



お店の人、他のお客様に迷惑を掛けない範囲でじっくり自分好みの一枚を見つけてね!
切断・接着~研磨



それでは、毎度の切断工程を済ませ、3枚のカフェ板を木工ボンドで接着していきます。
最初は接着面に穴をあけてダボ接ぎにしようと試みましたが、ここは見事に失敗・・
(ダボを埋める穴の正確な位置決め、ドリルガイド等を使って真っすぐに穴をあけるテクニック等が必要・・)
ここは、まだ技術不足と早々にあきらめて、木工ボンドで接着するのみに変更。



まあ、既存の天板の上に重ねてビス打つんで多分大丈夫でしょう~


さて、木工用ボンドで接着をしたのはいいんですが、またここでもちょっとしたミスが・・
画像でも板と板の継ぎ目がテカテカしてるのが分かると思うんですが・・・
木工用ボンドを付け過ぎたのか、表面にまではみ出してました。



この時はまだ、こんなの削り上げればいいじゃん!と気楽に考えてましたが・・





この後起こるトラブル等、知る由もなく・・・





120番~240番、400番のペーパーで気持ちよく磨いております
カフェ板の隙間の処理
さて、次は板と板の継ぎ目を砥の粉で埋めていきます
削りカスとでんぷん糊を混ぜ合わせて即席のパテを作成して隙間に塗り込んでいきます





まずは継ぎ目付近にマスキング処理





先程の即席パテを塗りこんで約1日程放置





今改めて見るとパテ盛り過ぎだったか・・
あと、先程の即席パテですが、カフェ板を削った際に出た粉を再利用しました
共木で色の相性も良くいい仕上がりになったかなと思ってたんですが・・・
木工ボンドとの接着の相性が悪いのか、あまり綺麗に仕上がらず、若干の凹みが残る形になりました



失敗を繰り返してDIYは上手くなる!
亜麻仁油が主成分の「ワトコオイル使用」で塗装を行う



さて、気を取り直して今度は塗装工程に移っていきます


テーブル天板という事でウレタン系の塗装も考えましたが、やはり天然素材の質感を感じたいのでオイルステインをチョイス!
鉄板の「ワトコオイル」を購入しました
天然素材の亜麻仁油を主成分に配合された、ワトコシリーズの原点ともいえるスタンダード製品



DIYでも大人気の定番塗料ですね
カラーはギタリスト憧れのエボニー指板という事で・・
エボニーカラーにしてみました。
色はかなり暗めで、目指すイメージは小学校の時、学校にあった木の机の質感





中身はこんな感じで、見た目真っ黒



さあ!塗ってくぞ~
※塗装は屋外の作業工房でやってますが、換気だけはしっかりと!
塗りたてはかなり強烈な臭いがします
個人差はありますが、塗装してから約1週間程で気にならない程度に落ち着いて来ます





エボニー 塗ってみると中々いい感じ!



木目の浮かび上がり方が何とも言えない美しさ!
さて、1回目が塗り終わったら約15~30分程放置して塗料を十分に木材内部に浸透させた後、表面に残った余分な塗料を綺麗にふき取って行きます
その後、さらに1時間ほど乾燥させてから、2度塗りに入って行きます
1回目の塗装である程度木材に塗料が浸透してますので、2回目は少な目にして塗料を塗り伸ばしていきます。
さらに、ここからが重要な「ウェット研磨」





ウェット研磨?



その名の通り、濡れたままの状態でサンディングをしていきます



この作業を行う事で表面がとても滑らかな仕上がりになるんです
木材表面が塗料で濡れた状態のまま、耐水ペーパーで木目に沿ってサンディングしていきます
この工程により、削られた木屑が木目の隙間に入って固まる事により仕上がりが更につるつるした質感に仕上がります
今回は400番の耐水ペーパーでの2度塗りでしたが、番手を上げて3回以上塗っても全然OK
好みの色、表面の仕上がりになるまでやってみて下さい
好みの状態になったら、再度表面の余った塗料をふき取って終了
あとは、最低1日以上乾燥させて下さい


天板の取り付け作業



さて、乾燥も終わって臭いも落ち着いたので自宅に持ち帰り天板を取りつけて行きます


既存の天板の上にビスで直接留めていきます
「スターエム」さんの埋木錐・皿取錐のセットでネジ頭を陥没させて上から木ダボで蓋をしていく作戦



画像で見て分かる通りネジ頭は穴の奥まで入って止まってます





あとは穴に木ダボを埋め込んでネジ頭を隠すんだね
あと、先程の木工ボンドとパテの件ですけど、画像真ん中から右上にかけての繋ぎ目部分の色が乗ってない所が失敗した部分です
まあ、これも使い込んで味として楽しんでいくか・・



埋め込む木ダボも先程の「スターエム」さんの埋木錐で簡単に作れます


ダボを入れる際は先端の角を少しだけハンマーなどで叩いて潰してあげると入れやすくなります
後はこれを先程ビスを埋めこんだ穴に差し込んで、余った部分はのこぎりでカット



※今回はダボを目立たせたかったので塗装後にダボを打ち込んでます。



テーブルと同じ色にしたい時は、同じカフェ板からダボをとり、木目の向きを合わせて打ち込んだ後に塗装を入れてね!





のこぎりはゼットソーのアサリ無しタイプをご使用下さい。



普通ののこぎりでやると天板ガザガザになっちゃいますよ~
まとめ・感想





今回も色々失敗しましたが・・・



まあ、そこそこの出来で仕上がったのではと思います
この、オイルフィニッシュのいい所って何度も削ってメンテが出来る事なんですよね!
今回は2度塗りで400番で磨きましたが、時間をみて1000番位まで番手を上げて磨き込んでいきたいと思っています。
また、天然素材の木の質感をダイレクトに感じられるのもいいですし、経年劣化で味が出て来るのもたまりません!


一応、当初の目標の小学校にあった木製机のイメージに近づけたのではと自己満足
さて! 次からは壁面・デスク周りの細かい部分に手を入れていきたいと思います
ここまでご覧頂きありがとうございました
次回の作業風景はこちら↓


番外編はこちら↓




