ここからは、竿、リール以外の装備品についてご紹介していきます。
初めて渓流釣りをされる方が特に分かりにくいのが足回りの装備系ではないでしょうか。
ウェーダー、ウェーディングシューズ、ゲーター等・・
もう色々あってよく分からないって思いますよね。
ウェーディングシューズ?
普通の釣り用のシューズではダメなの?
ゲーター?
濡れるのに意味あるの??
でも、やはりそれぞれに特徴があり、結局は適材適所!
そこら辺の使い分け方等も含めてゆっくり解説していきます!
是非、最後までご覧ください。

足回り装備について
ウェーダー

渓流釣り 最重要アイテム
渓流釣りの最重要必須アイテムであり、これが無いとほぼ釣りが出来ません
川を渡る、川に入ってキャスト等、渓流釣りでは、ほぼ必ず水に浸かります。
(川によってはスニーカー、長靴などで出来るエリアもあるかも知れませんが、結局行動範囲も限定され、結果釣果に結びつかなくなってしまいます)
ウェーダーにはブーツがセットされた一体型タイプとストッキングのみのセパレートタイプがありますが初心者にはブーツセット型がおすすめ
おすすめポイントは以下の2点
①脱ぎ履きが簡単(ストッキングウェーダーとシューズの組み合わせと比較して)
②価格がお手頃
まず、①の脱ぎ履きについてですが、ストッキングウェーダー+ウェーディングシューズの場合いは、先ずウェーダーを履いてから更にシューズを履き靴紐を結んで・・と少しばかり工程が増えてしまいます。
さらに、シューズの種類によっては紐を緩めて足を入れてまた紐を締めたりと時間が掛かるものもあります(大抵のものはサイドファスナーや履き口部分が大きく開くような構造になってますが)
その点、ブーツセットタイプは足を通したらそれで終わり!
もん簡単です!
まずはこの簡単さをメリットとして挙げたいと思います。
そして次に②の価格面です
歩きやすさという点ではストッキングタイプにウェーディングシューズを組み合わせるのがベストなんですが、そうなると必ず価格が跳ね上がります。
ストッキングタイプのウェーダーになるとメーカーにもよりますが最低でも2万円以上からの価格設定になってきます。
更に、ウェーディングシューズが大体1万円半ば~2万円程度からの価格設定になりますので、初期投資で3万円半ば辺りからの出費になって来ます。
逆に上述したブーツ一体型のウェーダーでしたら、釣具店オリジナル商品などであれば1万円ちょっとで購入できるものもあります。
ウェーダーって水に浸かるのが一番の目的なんですが、渓流釣りは移動の際に結構藪漕ぎしたりするシーンが多いものです
木の枝、草の茎などで知らないうちにウェーダーに小さな穴が空いてしまい水漏れみたいな事もよくあります(もちろん補修修理は可能です)
ある意味、消耗品でもありますので、最初はお値段の安いブーツ一体型ウェーダーで釣りに行ってみてどうしても不満が残るようであれば改めて次の商品を検討するといった流れで良いのではと思います。



次はソール部分について!



これも良く分からないよね~
次にソール部分ですが、これはもう!
フェルト一択です
(ピン、ラバー等が一部に入っていてもOK)
ゴム底タイプは基本サーフ用なので、まずはフェルト底の物を選んでおけば間違いありません。
次にサイズですが、基本的に普段履いている靴のサイズを基準に選んでOKです
(普段が26㎝でしたらウェーダーも26㎝前後の物を選ぶ感じ)



出来れば、実店舗で試着するのが一番間違いなし!
ただ着てみて、極端にぶかぶかであったり、しゃがめない等の状態であればサイズ変更、もしくは違うメーカーの商品に変えるなどの対策は必要です。
繰り返しになりますが、釣り人生で初めてウェーダーを着用されるのであれば極力、お店で試着してみる事をおすすめします。
あと、書き忘れましたがウェーダーの価格の違いは一体型、ストッキング型に加えて生地の材質、動きやすさなどに表れて来ます。
やはり、価格の高いものはウェーダー内部も蒸れにくく、足を上げて動きやすいなど、快適性は一気に高まります。
ご予算と比較して選んでみて下さい。
ウェーディングシューズ


ソックスタイプのウェーダーと合わせる際に必要となるシューズです。
特徴は圧倒的な歩きやすさ!
ブーツ一体型からシューズに変えるともう、別感覚の機動力を手に入れる事が出来ます。
釣具店では様々なフィッシングシューズが陳列されていますが、このウェーディングシューズには絶対的な特徴があります
それは、
靴の中に入った水を排出する機能
一般のフィッシングシューズにはこの機能が無く、普通の靴で水に入ると靴の中に入った水が抜けきらずに超絶重たい靴に早変わり・・・



子供の頃よく靴のまま水に入ってませんでしたか?



あの感覚です。
快適な釣りどころではないですよね!
購入の際は必ずウェーディングシューズと記載があるものを選んでください
ぱっと見では中々普通のシューズと区別はつきません。
あと、靴のサイズ選びが難しい所で、メーカーによって普段履いているサイズを基準に設定されていたり、ソックスの厚みを考慮して普段から1~2サイズ大きめを選んで下さいとなっているメーカーもあります。
ここが一番間違いやすい部分なのでカタログ表記等をよくご確認の上、購入して下さい。
最後にソール部分ですが、これは上記ウェーダーの項目と同じでフェルトタイプを選んで下さい。
抜群の機動力を手にする事が出来るウェーディングシューズ
1度履いたらもうブーツには戻れないかも?
ゲーター


夏場は必須!機動力・快適性爆上がり
近年は晩春から初秋のスタイルとして定着して来ましたゲータースタイル!
ストッキングウェーダーよりも更に快適に動き回る事が出来るんです
見た目もスタイリッシュでいいですよね!
そして、上述しましたウェーダーとの決定的違い
濡れます
というか濡れるためのスタイルがこのゲーター
季節もゴールデンウィークを過ぎると九州地区はもう夏といった感じで一気に気温も上がります
そして梅雨が明け、夏本番になるとウェーダーなんてもう中々の地獄・・
水に濡れなくても、自分の汗でびちょびちょ・・・もう不快の極みで釣りどころではありません
そんな時に出番がくるのがこのゲーターなんです
ウェーダーの弱点でもある歩きにくさ、蒸れやすさを解消してくれ、さらに水に濡れるので暑い時期は本当に快適に釣りを楽しめます。



でも、どうせ濡れるんだから、ゲーターって要らなくない?
では機会があれば素肌で夏の渓流にずっと浸かってみて下さい。
最初は冷たくて気持ちいいと思うかも知れませんが、数十分も水に浸かりっぱなしだと逆に水の冷たさで一気に体が冷えて来ます。
ゲーターはクロロプレンゴムの程よい厚さが入水時にも保温性に優れ体温の低下を防いでくれます。
また、基本的にパンチング加工が施されたクロロプレンが採用されており、内部に入った水の排水をスムーズに行うと共に陸上に上がった際には通気性の確保にも効果があります。
加えて仮に肌が露出してると、転倒した際はクッション無しのノーガードで肌にダメージが来ますし、移動の際もヘビ、蜘蛛、ダニ、毛虫・・等何が居るか分からない草むらに素肌で突っ込んでいく勇気は私にはありません。
安全に、かつ快適な釣りを展開するためにも、夏場はゲーターの導入を是非ご検討下さい
ウェーダーと比較した快適性はもう比べ物になりません
※ゲーター装着によって必然的にウェーディングシューズが必要になります
その他の装備品
ベスト
個人的見解ですが、ベストは不要だと思っています。
フライフィッシングについては知見が乏しいためよく分かりませんが、エサ釣り、ルアー釣りでショルダーバッグなどを利用するのであれば特に必要ないと思います。
ただ、バッグ類を持ち込まずにベストに全ての道具、仕掛け類を収納できるのであれば間違いなく身軽に行動できますので、そこら辺はご自身の釣りのスタイルに合わせて選んでみて下さい。
ショルダーバッグ・リュック等




上記ベストを着用しない方はこちらになります。
私も、カメラやら、コーヒーを淹れるための道具類など機材が多いのでショルダーバッグ、リュックを利用しています。
中に入れるものとしてはルアーボックス、予備の仕掛け類、ハサミ、温度計、プライヤー、針外し、メジャー等に加えてペットボトルor水筒、食事類、後は虫刺され用薬、時期によっては防虫スプレーなどがメイン、余裕があれば急な雨に備えてレインジャケットなどが入るとベストです。
軽登山用のリュック等も収容力があり安定性もあるのでおすすめです。
ただ、夏場は背中が蒸れやすくなるのでご注意を!
ランディングネット


綺麗な写真を撮る必須アイテム
ここも私の見解ですが渓流域での釣りであれば無ければ無いで良いと思います。
(開けた本流エリアでは必須です。釣れる魚のサイズが違います)
20㎝前後の魚であればハッキリ言ってネットなんて要りません。
また、リリースをせずに釣れた魚を持って帰りたい方もあまり必要ではないと思います。
魚を掛けてから流れの緩い所に寄せて丁寧に掬おうとするより、さっさと抜き上げるか岸に寄せた方が早いですし、無駄に魚に走り回られて場も荒れません。
ただ25㎝オーバーがコンスタントに釣れるエリア、ましては尺オーバーの可能性もあるエリアでしたら話は別、極力あった方が良いと思います。
サイズはネット枠内径が26㎝程あれば、尺クラスが来ても余裕です。
ネット素材はナイロン、クレモナ、ラバー等がありますが魚の事を第一に考えるのであればラバー素材が魚体にはダメージも少ないと思われますが、他の2種類に比べて少し重量が出て来ます。
あとエサ釣りで川虫を現地で採るのであればナイロンの目の細かなものがおすすめです。
私は釣れた魚を綺麗に写真に収めたいのでネット枠内径24㎝、クレモナネットを使用しています。
偏光グラス


竿・リールに次ぐ影の主役
最後は偏光グラスですが、これも地味にとても重要な装備の一つであり、これが無いと釣りが成立しないと言ってもいいくらい大切なアイテムです。
私が以前、釣りに行く途中(ポイントまで約1時間30分くらい掛かるポイント)、車の中で偏光グラスの忘れ物に気付きました。
もう道程の3分の2位の所まで来てましたが、迷う事無く自宅まで引き返し再度釣り場に向かった記憶があります。
もう、竿・リール忘れるのと同等のレベルって事なんです!



偏光グラスって、そんなに大事なの?
なぜそこまで重要なのかというと、水面のギラツキ、反射が取れるのはもとより、水深、水中の岩などの位置、自分のルアーの位置確認、そして肝心な魚の姿の確認等、もう偏光グラスがないと釣りの面白さは激減します。
太陽光でぎらついた水面。
光の反射で何も見えないポイントへルアーを投げ込み、自分のルアーの位置もよく分からず、水深、水中の岩の位置も分からない・・
当然チェイスしてくる魚の姿も見えず、たとえヒットしたとしても、釣ったではなくたまたま釣れたに過ぎず、面白みのかけらもありません。
偏光グラスがあるだけで、渓流釣りの楽しさは飛躍的にUPします
もちろん、安全面からも絶対に身に着けて欲しいと思います。
川を渡るシーンも多い渓流釣り、川を渡る際は足元が見えないと水深も分かりづらく危険度も上がります。
また、釣り針を扱う釣りという遊びの性質上、安全面からも必ず偏光グラスは使用して頂きたいと思います。
値段はとりあえず安い物でも全然OKです。
あると無しではもう雲泥の差になりますので必ず準備しましょう。
その他アイテム
あとは特に無くても釣り自体にはそこまで関係ないですが、私自身が普段持ち歩いているものをご紹介します。
一眼レフカメラ
スマホのカメラもありますが、道具としての愛着もありますし、やはりスマホに比べて大きなセンサーで撮った写真は一味も二味も違うと感じています。
転倒して水没等の危険もあるため、モンベルの防水バッグに入れて持ち歩いています。
熊鈴
九州には居ないとされている熊ですが、熊は居ないとしても猪、鹿、野犬等、出来れば出会いたくない生物も渓流域で暮らしています。
効果があるのか分かりませんが一応チリン!チリン!鳴らしながら川を上ってます。
緊急ホイッスル
出来ればお世話になりたくありませんが、単独釣行、携帯の電波も入らないエリアに分け入る事もあり念のため装備してます。
ポイズンリムーバー
これもお世話になりたくないシリーズです。
スズメバチ、マムシ等の毒蛇対策として一応装備。
今の所出番は来てません。
おにやんま君・防虫スプレー
ここ数年で一気に知名度の出て来た虫よけグッズ。
結構以前からトラロープなどを使って虫除けをしていた経緯もある様で、先人の知恵的な部分が感じられます。
私も実体験で効果を感じた過去があり現在使用しています。
また、夏場はハッカ液の防虫スプレーも携帯しています。
まとめ
それでは今回は釣りをするのに必要となる装備系についてご紹介してきました。
とくにウェーダー、シューズ等は初めての時は何を選んでよいのか分からない事も多いと思いますが、まずはブーツセットタイプのフェルト底のものを選んでみて下さい。
私も渓流釣りを始めたばかりの頃は、このタイプでオールシーズン釣り歩いてました。
さすがに今思えば、暑い夏場によくやってたな~って思いますが当時はあまり知識もなく、暑いと言えば暑かったですが、問題なく釣りは出来てました。
先ずは使ってみて、もし不満が出てくればそれから次の物に移行する感じで十分だと思います。
ただ、近年の夏場の暑さは異常レベルになってきております。
盛夏のシーズンに渓流釣りをされる際は今回ご紹介した「ゲータースタイル」をぜひお試し下さい。
もう「快適!」の一言ですよ!
それでは、
ここまでご覧頂きありがとうございました。
次は実際の釣り場での釣り方、ルール、マナー等についてご紹介していきます








